ケンタッキーオークスでサマリーがシスシティを倒す | 海外競馬ニュース

ケンタッキーオークスでサマリーがシスシティを倒す

アシュランドS(G1)でシスシティに大敗した後、金曜日のサマリーが形勢を逆転させスティーヴ・アスムッソン調教師にケンタッキーオークスの2馬身差勝利をプレゼントした。アスムッソン調教師は昨年8月サラトガ競馬場でのクレーミングレースでシスシティを5万ドルで手放しており、力をつけて複数の重賞を勝つまでに成長したシスシティを見守ってきた。


サマリーはウインチェルサラブレッド所有で、シルバービュレットデイS(G3)とフェアグラウンズオークス(G2)を勝った後、アシュランドSではシスシティに19馬身差をつけられていた。


「アシュランドSは最悪だった。今日のサマリーが本当の姿であって、形勢を逆転させたということではない。アシュランドSがただただ能力を出せないレースであっただけ。今回とはまったく違うレースだったね。シスシティはこれまでで最高のパフォーマンスだっただろうが、サマリーがそれに勝ったという事さ。」とアスムッソン師は言う。


ジェリー・ベイリー騎手騎乗のサマリーは第1コーナーでシスシティを押さえ込む。そしてシスシティと並びながら47秒44、1分11秒53と楽なペースに持ち込む。3コーナーでエドガー・プラド騎手騎乗のシスシティが仕掛けるが、サマリーはそれについていって1分50秒23というタイム(良馬場)をたたき出した。


アスムッソン師が言うには、「シスシティは倒さなければならない相手であり、ジェリーは上手くマークしていた。完全に息が合っていたフェアグラウンズと同様の勝ちパターンだった。」


2004年に最多勝利を記録したアスムッソン師は、ベイリー騎乗・レディタックで6着だった2003年のオークスから学ぶものが多かったと言う。サマリーとベイリー騎手に良いパートナーシップを築かせるためにレース前はいろいろ画策していたようだ。2003年に学んだことは大きかったという。


ケンタッキーオークスはインザゴールドが2着、ギャラントシークレットがさらに1と3/4馬身差の3着だった。シスシティは3-5という人気だったのにもかかわらず4着に敗退した。ダトローによれば、「シスシティは元気がなかったとエドガーが言っていた」そうだ。


アスムッソン師は、「今日の勝利は私のキャリアにおいて最も大きなものになる」と語った。


サマリーは8戦5勝で獲得賞金70万9763ドル。トーマス・バン・ミーター氏とミハエル・ローエンバウム氏が生産し、ケンタッキー育ち。母はミスタープロスペクター産駒のヒアアイゴーである。



ランキングではもうすぐ100位を切れそうです


Thoroughbred Times, Posted: 5/6/2005 6:39:00 PM ET

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