ジャコモがチャーチルダウンズで半マイルの追い切り | 海外競馬ニュース

ジャコモがチャーチルダウンズで半マイルの追い切り

ケンタッキーダービー馬ジャコモが、火曜日にチャーチルダウンズで半マイルの調教を行った。これはピムリコ競馬場で土曜日に行われるプリークネスSに向けての最終追い切りとなる。


ジャコモはフランキー・ハラーテ調教助手を背に51秒8という時計。これは41頭中39番目のタイムだった。

チャーチルダウンズの計測時計によればジャコモのラップ推移は13秒2、26秒2、そして39秒だった。5ハロンでは1分5秒8だった。


「ダービー前には2回ほど強い追い切りをしていたし、プリークネスSまで時間がない今はあまり強く追わせるつもりはない。今回はただ調教維持ができればいい。大抵はレース後10日くらいで始動するが、それが今日だったということ。」とシレフ師。


ダービーでジャコモに敗れたウィルコとハイフライもチャーチルダウンズで追い切った。

BCジュベナイル勝ちのウィルコは、ジョー・デーゲン騎手を背に半マイルを50秒6、32番目のタイムだった。「仕上がりには満足している。ゴール前でペースを上げ、いいフィニッシュだったと思う。馬体も素晴らしいし、レースへの準備は万全だ。」と言うのはシレフ師。


そして以下はドラス氏のコメント:「レースセンスもいいだろう。プリークネスSではダービーのように20頭も相手にしなくていいから楽だね。だから流れはあまり問題にならないはずだ。ピムリコの馬場だって合うし先行集団で競馬ができるはず。」


フロリダダービー勝ちのハイフライは半マイルをカルロス・コレア調教助手を背に50秒2(27番目の時計)。「能力が違うね。闘志溢れる馬で、なによりも先行力がある。こういう馬は強い調教が必要ないから良い。今回の調教は初めから終いまで良い動きだった。」とジトー師。


サンキングとノーブルコーズウェイは既に月曜日に5ハロンの追い切りを行っている。

チャーチルダウンズで調整されていた馬たちは水曜日にバルティモアへ向けて出発する予定だ。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/17/2005 9:16:00 AM
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54782