レコードづくしのファシグティプトンミドランティックセール | 海外競馬ニュース

レコードづくしのファシグティプトンミドランティックセール

今までのセールでの不調ぶりはどこへやらといったように、火曜日に終わったファシグティプトンミドランティック2歳トレーニングセールは7.6%上場馬が増え、さまざまな記録を打ち立てた。2日間の日程で前年度と比較して9%増となる386頭が売却され、平均売却価格も31.1%上昇し4万8994ドルとなった。売却総額は43%増の1891万1500ドルである。一方で買戻し率は22.5%だった。


変化がなかったのが最高売却価格のみである。アーメット・ザイヤット氏が競り落としたイークウェインレガシーが管理するアイヴィーウッドエンジェルの45万ドルが最高である。父アンブライドルズソング、母ミケーレロイヤル(その父グルーヴィ)のアイヴィーウッドエンジェルは、セール前の公開調教で3ハロンを34秒6というタイムだった。アイヴィーウッドエンジェルはイークウェインレガシーとサザンサイプレスステーブルが2004年のキーンランドセプテンバーイヤリングセールで20万ドルで落札されていた。


「30万ドル以上で売れると思った」と言うのはトニー・ヘンドリックス氏とアイヴィーウッドエンジェルを共同所有していたイークウェインレガシーのマイク・パラモア氏。「公開調教を見学して気に入ってくれる人がいたことが嬉しいよ。彼女はいい馬だからね。」


高額で売却された馬はおよそ牝馬である。その中には、35万ドルでパグリシステーブルの代理人であるスティーヴ・クラサリス調教師に落札されたミスターグリーリー産駒や、ブラッシュウッドステーブルが28万ドルで落札したアンブライドルズソングの牝馬などがある。牡馬の最高売却価格は代理人ブルーウォーターが27万5000ドルで落札した父モアザンレディ、母ミスオキーフェ(その父ストライクザゴールド)の牡馬だ。


「すごいセールだった」とファシグティプトン代表のウォルト・ロバートソン氏は言う。「上場馬のレベルは今までで一番だった。上場数も買い手たちの心を刺激したかもしれない。5月は2歳馬を買うのにベストな時期だからね。みんなデビュー間近の馬を買いたいのさ。」


2004年5月18日にはCJZステーブルの代理人であったティム・リッチー調教師がアフリートアレックスを7万5000ドルで購入している。アフリートアレックスはその後、6月26日のデビュー戦を勝った。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/24/2005 6:36:00 PM

http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54945&subsec=4