ゴーストザッパーが引退 | 海外競馬ニュース

ゴーストザッパーが引退

今季初戦となった5月30日のメトロポリタンHに勝利し、ストロナッチステーブル産で2004年度代表馬のゴーストザッパーが左前脚の故障で引退することが発表された。


オーサムアゲイン産駒でリローンチ肌のベイビージップを母に持つ5歳のゴーストザッパーは、2006年シーズンよりフランク・ストロナッチ氏のアデナスプリングスケンタッキーで繁養される予定。種付け料は今のところ決まっていない。


「レースの後、踝に異常がみられ、それが治らなかった。レントゲン検査を即時に行い、レース前と変わりがないことを確認した」と、殿堂入りしているボビー・フランケル調教師は語った。「しかし念には念をということでさらに精密な検査のためにニューボルトンに送ったんだ。そして故障が判明した。ただ1つの写真でのみ故障が判明したから、レントゲン検査だけでは見つからなかったんだ。手術を行えばキャリアを継続することはできるだろう。だけど今年いっぱいは治療に必要となるし、6歳までに復帰するのは難しくなる。」


ゴーストザッパーは11戦9勝、獲得賞金344万6120ドルという成績で引退する。6つのステークスを勝ち、それには2004年BCクラシックも含まれている。その時のタイムは1分59秒02、着差は1と1/4馬身だった。


ゴーストザッパーは2004年は4戦無敗だった。トムフールH(G2)で始動し、その後フィリップHイセリンBCH(G3)、ウッドウォードS(G1)、そしてBCクラシックとなる。2003年にはヴォスバーグS(G1)で古馬を一蹴している。


ゴーストザッパーは今季、4月9日のオークローンH(G2)で始動する予定だったが、3月末にかかった疾病により回避していた。フランケル調教師はメトロポリタンHを初戦に選び、シルバーワゴン以下を退けて6と半馬身差の勝利を飾っていた。


半兄のシティジップはG1勝ちで81万8225ドルを獲得しており、繁養先では父のオーサムアゲインとともにに種牡馬生活を送る予定である。オーサムアゲインはエイコーンS(G1)勝ち馬ラウンドポンドなどを輩出している。


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Thoroughbred Times, Posted: 6/13/2005 2:20:00 PM ET
"Horse of the Year Ghostzapper retired with injury"
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=55359&subsec=2