ジャコモが故障で休養入り | 海外競馬ニュース

ジャコモが故障で休養入り

ケンタッキーダービー馬ジャコモがフランク・ストロナッチ・アデナ・スプリングス・ケンタッキーで休養入りとなることが、ダーモット・カーティ氏により発表された。


ストロナッチとジェローム・モス夫妻の間で取り交わされた契約は公表されないとカーティ氏はしている。そのカーティ氏はカナダ、オンタリオのオーロラにあるインターナショナル・ブラッドストック・エージェンシーを経営している。


ホーリーブル産駒で3歳のジャコモは、鞍上マイク・スミス騎手とともに50.3-1という穴倍率で1冠目・ケンタッキーダービーを制した。左くるぶしに骨粉が発見され、今シーズンは絶望的であるとされている。


ジョン・シレフ調教師によれば、ジャコモは9月頃に戻れるか、もしくは2006年のあたまに復帰するとしている。


「ストロナッチ氏は、ダービー馬でさらにノーザンダンサーともミスタープロスペクターともアウトブリードになるような種牡馬を所有できるチャンスは他にないと考えている」とカーティ氏は語った。


ジャコモはダービー以外ではメイデンの勝利しかない。ダービー時の倍率は1913年に92.45-1で制したドーンウェルに次ぐものだった。


「ストロナッチ夫妻は誰よりも生産に気を使う。だからジャコモを種牡馬にできれば関係者全員にとってウインウインな状況になると考えているんだ」とカーティ氏は言う。「こういった素晴らしい馬が良質な肌馬の揃うスタッドにいけるなんて最高じゃないか。」


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Thoroughbred Times, Posted: 6/16/2005 10:58:00 PM ET
"Giacomo to stand at Stronach’s Adena Springs upon retirement"
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=55438&subsec=6