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ベラミーロード、ダービー1番人気

キンズマンステーブル産でニック・ジトー調教師5頭出しのうちの1頭、ベラミーロード(ウッドメモリアルS、G1)が依然として力強いバネを見せ付けている。同馬は水曜日に第131回ケンタッキーダービーへの登録を済ませ、他の19頭の3歳馬と対決することになる。外めの競馬を好んだジトー調教師の思惑通り16番ゲートに入り、再び栄光を目指す。師は抽選で10番目にクジを引き、このゲートを引き当てた。


91年のダービーをストライクザゴールド、94年はゴーフォージンで勝ったジトー調教師は、「この馬を管理できてうれしい」と語る。「外枠がいいと思っていたんだ。ベラミーロードは本当にすごい馬だよ。大きな猫みたいだ。外からならチャンスが大いにある。」


ジトー師がダービーに出走させる馬のうち、他の3頭はそれぞれ内枠に並んで収まることとなる。アンドロメダヒーローが2番、サンキングが3番、ノーブルコーズウェイが4番なのである。さらに5頭目となるフロリダダービー(G1)勝ち馬ハイフライは11番からスタートする。


「思い出深いダービーになるだろう」とジトー師は語る。「言い訳はきかないね。僕の馬たちがいいレースをして勝つことを望んでいるよ。」


ケンタッキーダービーはNBCで午後5時(EST)から放送される。


チャーチルダウンズ競馬場のオッズ屋マイク・ベタグリア氏によれば、2番人気はアーカンザスダービー馬アフリートアレックスの5-2。アフリートアレックスは12番枠。


調教師のティム・リッチー師によれば、「はじめは15番でと思ったんだが、それは無理なようだった。僕はピッツバーグ出身で12番はスティーラーズ(訳者注: アメフトのチーム名)ファンにはラッキーナンバーなんだ。スティーラーズはスーパーボウルをテリー・ブラッドショーで4回も勝っているから、ただ本能の赴くままに抽選クジを引いただけさ。」アフリートアレックスはダービー初騎乗のジェレミー・ローズ騎手がパートナーである。


2004年エクリプス賞トレーナーのトッド・プレッチャー調教師は1番目に抽選に望み、ミッチェル・テイバー氏とディック・スミス氏所有のバンディニに15番ゲートを引いた。プレッチャー師は6-1で3番人気に位置しているフサイチペガサス産駒のために、予備抽選では1番を引き当てていた。「外枠のほうがいいね」と師は言う。


一けた台でもう1頭の奇数枠の馬は、フロリダダービー馬ハイフライだ。現在8-1のオッズでダービー2勝のジェリー・ベイリー騎手が乗る。ハイフライは6戦5勝。


ジトー調教師のダービー5頭出しは、ダービー4勝トレーナーD・ウェイン・ルーカス調教師からの尊敬を得たようだ。ルーカス師は今回人気薄のゴーイングワイルドに望みを託す。「君と立場を交換したいくらいだよ。君が僕の1頭で、僕が君の5頭をもらう」と抽選後の記者会見でルーカス師はジトー師に言った。「また来年チャンスがありますよ」とジトー師は笑いながら切り返していた。


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Thoroughbred Times, Posted: 5/4/2005 6:09:00 PM ET

http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54517&subsec=2

オールマイティを信じて

新しい専属騎手キーレン・ファロンとエイダン・オブライエン調教師のパートナーシップは、牡牝ギニーにおいて好成績でスタートした。いま焦点はダービーに移りつつある。


バリードイルの巨匠はチェスターをエプソムに出走する期待馬たちのステップレースとして選んだ。その第1陣がオールマイティであり、木曜日のMBNAヨーロッパ銀行チェスターベースに出走する。先月のレパーズタウンのG3レースで5頭中4着という成績に終わったこのサドラーズウェルズ産駒は、今回汚名返上を狙う。しかし、その日のレースぶりはオールマイティの全力ではないという根拠がある。今後オールマイティがダービーの前売り市場を大きく揺るがしたとしても何ら驚くべきものではない。オールマイティは昨年10月のメイデンレースで目を見張るような勝ちっぷりを披露しており、ファロン騎手もこの馬の素質を認めていたようであった。オブライエン師はアイルランドの馬場状態を心配しているが、レースまでには回復することが見込まれている。そしてオールマイティは目下1番人気だ。


もう一方のG3、ジャーダインロイドトンプソンハクスレイステークスは非常に難解なレースのようにみえるが、頭はミハエル・ジャービス調教師のセントアンドリューで決まりだ。5歳のセントアンドリューは今シーズンいまいちついていないようだが、このレベルのレースでも勝ちを狙える馬だろう。3月ケンプトン競馬場のローズベリーハンデでキューグリーンにアタマ差、先月リポン競馬場でジャスにクビ差敗れた時に比べ、状態は良くなってきている。距離延長で2000mを走る今回は勝負になるはずだ。


ジャービス調教師はノータビリティをスタンレーベットハンデに出走させる。3歳で、近頃格段に良化しているだけに、他馬に付け入る隙があるかどうかは怪しい。シーズン終了間際にメイデンを勝ったこのキングズベスト産駒は、接戦という伝統が復活したかのように見えたサンダウン競馬場のエッシャー杯でプリンスサモスの2着に入っている。素晴らしいパフォーマンスであったし、今シーズンは良いレースを続けられるだろう。このことに反対の余地はない。


チェスターのようなユニークなコースおよび距離に適性を見せる馬を買うことは常套手段である。今回のストラットストーンアストンマーティンハンデではカティーブーがそれに当てはまるだろう。アラン・ベリー調教師が管理するこの3歳馬は昨シーズンを通じて成長を続けた。ハンディキャッパーが危惧するような不安は結局のところ払拭されたようであり、ターク競馬場で先月、どん尻から6番手にまで追い上げたことから本来の調子に戻っているといえる。


ウェザーバイ競馬場のカーブートセイルヒアーエブリサンデーノビセスHでの1番人気はエンコアーカドーダル。この7歳馬はハードリングが上達してきており、パース競馬場のレースではアイランドフェイスに2馬身差をつけている。エンコアーカドーダルは最終的に5lbまでレートを上昇させられたが、依然有力馬の1頭である。


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http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=betting/05/05/04/manual_095930.html

リッチー師とアフリートアレックスはダービー勝利に狙いを定める

ティム・リッチー調教師は、G1を勝っている素質馬アフリートアレックスが3月19日オークローンパーク競馬場でのレベルS(G3)で着外に敗れた原因である肺の不調について尋ねられたとき、苛立つそぶりを見せた。


師は答える。「アーカンザスダービーは見たのかい。君はどう思う。」師が自信ありげに見えるのにはわけがある。6戦4勝のノーザンアフリート産駒は力強く、健康的だ。ただ少し早熟のように思える。チャーチルダウンズ競馬場で土曜日のダービー(賞金額約2億円)に向かう予定だ。


ダービーに向けて火曜日の朝に行った最終追い切りでは、ジェレミー・ローズ騎手を背に半マイルを馬なりで48秒4、1000mを一杯で1分1秒6だった。


馬場を休ませるための休憩時間の直後、ラチ沿いを滑走しつつアフリートアレックスは苦もなく調教を消化し、納屋へ戻ってきた。そして朝のシャワーとなる。


この栗毛の3歳馬にとって、今回の調教は8馬身差圧勝だったアーカンザスダービー以来2回目の追い切りだった。4月26日にはここチャーチルダウンズで5ハロン59秒ジャストをたたき出している。


アフリートアレックスは9戦6勝2着2回で、獲得賞金は131万5800ドル。オーナーはキングLLCである。


同じようにダービーの有力馬であるアンドロメダヒーローやフラワーアリーを打ち負かしたアーカンザスダービーでの素晴らしいパフォーマンスは、レベルSでの大敗で一転して能力を疑問視する声を生み出してきた。


「どれほど問題が深刻なのかはまだわからない。アフリートアレックスは数々のレースで実績を残してきたプロの馬といっていいだろう。肺の不調で負けた1戦を除いてはね。ただ能力のある馬には間違いはない。」とリッチー調教師は言う。


心身ともに充実した状態を保つため、リッチー調教師は1日2回の調教をアフリートアレックスにこなさせてきた。


日が昇るはるか前に納屋の周りを周回させたあと、馬場休みの前までに師はアフリートアレックスを2マイル歩かせた。そして休憩後にもう一度1マイル歩かせ、そして2400から3200mの追い切り、最後にクールダウンに入る。


「馬を研究して行き着いた調教法だよ。身体的に充実させ、気分よくさせようとしているんだ。これが正しい方法かって? それは土曜日に分かるはずだね。」今年がダービー初騎乗となるローズ騎手はハードな追い切りで馬が充実していると語る。「僕は他の誰よりもこの馬を理解しているつもりさ。今は馬もリラックスできているようだし、準備万端といったところだね。」


リッチー調教師は土曜日のダービーでの結果に言い訳はきかないと言う。「肺の病気も治ったし、三冠レースへ向けて準備は整ったという自信がある。この馬が走れば結果はついてくるだろう。」


Thoroughbred Times, Posted: 5/3/2005 1:52:00 PM ET
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54483&subsec=2

ケアディーズがイーツを圧倒

ハイチャパラルEBFムーアスブリッジSで人気を集めたイーツに競り勝ち、ケアディーズが初の敗戦をイーツに与えた。


ダーモット・ウェルド師が管理しパット・スマレン騎手が騎乗して、ケアディーズはイーツの同僚馬ウォルフトーンの2番手を進み、逃げ馬を3馬身突き放して勝利した。


このダルシャーン産駒は有利なコースを選び4-6で1番人気であり昨年のダービー以来の競馬となったイーツに6馬身ほどのリードをつけ続けた。


ウェルド師いわく、「すごくいい動きだったし、パットもいい騎乗をした。自信たっぷりの騎乗だったね。ケアディーズこれからもたくさん走るし、勝つ機会もたくさん持てるだろう。タタソールズゴールドカップやイタリアのG1レースに向かう。まだどこで走らせるか決めていないが、どこへ出してもいいレースにはなるだろう。」


オブライエン調教師はG3でのイーツの走りに満足し、こう語った。「こういう馬場でシーズン初戦を走るのは非常にタフなものだっただろう。疲れているようだしね。タタソールズゴールドカップかコロネーションS、どちらかを次走として選ぶよ。」


Sporting Life
http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=racing/05/05/02/manual_152324.html

種子骨骨折でコンソリデーターがダービー回避

G1馬コンソリデーターが種子骨の故障により、土曜日のケンタッキーダービーを回避する見込みとなった。

妻のビバリー氏とともにコンソリデーターを所有しているロバート・ルイス氏は月曜日、ストームキャット産駒のコンソリデーターがレースに復帰するかどうかは分からないと話した。D・ウェイン・ルーカス調教師もコメントを控えている。ルーカス調教師は他にも同じルイス夫妻所有のゴーイングワイルドをダービーに出す予定である。


ロバート・ルイス氏は、「今朝5時にウェインから呼ばれた。とてもがっかりしているが、まあ仕方のないことだろう。ゴーイングワイルドは日曜日の調教でいい動きをみせているし、この馬をダービーに出せるからまだうれしいよ。」


コンソリデーターの故障でダービー出走馬は20に減ることとなった。これでB・ウェイン・ヒューゲス氏のドントゲットマッドとグリーリーズギャラクシー両方を出走させることができるようになった。グリーリーズギャラクシーは三冠登録を行っておらず、20万ドルで追加登録を行う必要がある。


コンソリデーターは3月19日のサンフェリペS(G2)で6と1/2馬身の勝利をした後、4月16日キーンランド競馬場のブルーグラスS(G1)で5着に入っている。


2003年のキーンランドセプテンバーセールで125万ドルで落札され、2歳時には10月にレーンズエンドブリーダーズフーチュリティ(G1)を勝ち、BCジュベナイル(G1)では4着だった。


<追記>
コンソリデーターはそのまま引退することが発表されました。


Thoroughbred Times, Posted: 5/2/2005 10:51:00 AM ET
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54456&subsec=2

ドバウィは愛2000ギニーへ

英2000ギニーに敗れたドバウィの陣営は、カラー競馬場・5月21日の愛2000ギニーに向かうことを検討していると発表した。


少々高速馬場だったニューマーケットで5着に終わった後も状態はまずまずをキープしており、ボーダフォンダービーで前売り1番人気に押されながらもマイル戦をもう一度使うこととなる。


ゴドルフィンのレーシングマネジャー・シモン・クリスフォード氏はレーシングポストにこう語った。「少し様子を見て、それから再出発となる。状態もよるが、アイルランド2000ギニーが次のターゲットとなるだろう。2歳のときはもう少し長い距離も走れるかと思ったが、少しいきたがるそぶりも見せるし、体つきもマイラーぽくなってきた。カラーの馬場は合うだろうし、何よりそれが重要だね。」


週が明けて、いくつかのブックメーカーではエプソムクラシックからドバウィを外すところも出てきている。


Sporting Life
http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=racing/05/05/02/RACING_Dubawi.html

ヴァージニアウォーターズがバリードイル2勝をもたらす

ニューマーケット競馬場で日曜日、ヴァージニアウォーターズがUltimatePoker.com1000ギニーを勝ち、エイダン・オブライエン調教師とキーレン・ファロン騎手にクラシックダブル勝利をもたらした。


この2人は2000ギニーでもフットステップスインザサンドで勝っており、それから遅れてヴァージニアウォーターズが、メイズコーズウェイを抑え牝馬のクラシックをもぎ取った。


フィリップ・ロビンソン騎乗のヴィスタベラが3着に入った。


サティンキスとカレンズケイパーが逃げる中、ファロン騎手はキングマンボ産駒の牝馬を後方に待機させた。新バリードイルジョッキーとなったファロン騎手は、最後の2ハロンでパートナーに気合をつけたが、ヴァージニアウォーターズは鋭くそれに応え、1番人気のメイズコーズウェイを突き放し2と1/2馬身の差をつけてゴール板を駆け抜けた。


カレンズケイパーがそれに続くかのようにみえたが、ヴィスタベラが猛追して半馬身差の3着に入った。


ファロン騎手は終始笑顔を浮かべ、チャンネル4に、「すばらしい牝馬だ。今回は力を出せた。」と語った。


「人生でこんなに上手くクラシックを乗れたことはないね。(2003年のこのレースで)ラシアンリズムに上手い具合に乗れたけど、ヴァージニアウォーターズはそれ以上だ。勝負どころの伸びは驚くべきものだよ。」

共同所有者のミッチェル・テイバー氏は付け加える。「こんなに上手くいくことはないだろう。まるで夢を見ているかのようだよ。ファロンはとてもよく乗ってくれた。いいレースをしようと思ってもこんなに良くはできないだろう。クラシック馬を1頭所有することはできても、2頭なんてすさまじいことだね。」


オブライエン師は言う。「キーレンはすばらしい騎乗をした。彼も、ヴァージニアウォーターズがレパーズタウンで勝った後どれほど成長しているか予想できなかっただろう。この馬に努力を尽くした関係者すべてにとって喜ばしいことだね。そりゃいつも努力はするものだけど、上手くいくときといかないときがある。だけど上手くいったときはものすごくうれしいね。」


調教師は、ヴァージニアウォーターズは今後ボーダフォンオークスに向かうだろうが、同僚のキティズオシェアがそうするかどうかは微妙だと語った。「キーレンに話しているところだが、母父サドラーズウェルズだし2400mは適鞍だろう。キティオシェアは3週間ほど休養を要するし、エプソムに直行することになるだろう。今のところどうするかはちょっと言えないね。」


メイズコーズウェイを管理するバリー・ヒルズ調教師は、「いいレースをしたが、それを上回る馬がいたということさ。1、2完歩で勝ち馬には突き放されてしまったが、残りの馬には逆に力の差を見せ付けたね。次は愛1000ギニーとコロネーションSを今は考えているよ。1800mあたりがベストだと思うんだが、その当たりを走らせるのは夏以降になるよ。英仏オークスは走らせない。」


勝ち馬のヴァージニアウォーターズはブックメーカーのキャッシュマンズウイリアムヒルにおいて、オークスの1番人気となった。


2ヶ月前にオブライエン師の専属となったファロン騎手は今回の勝利でまたスポットライトを浴びることとなった。「上手い具合にことが進んでいるよね。このまま勝ち続けるだけさ。僕はイギリスでもアイルランドでもトップジョッキーではないけど、クラシックレースを2つも勝てた。これ以上なく良いシーズンの始まり方だったけど、これからも勝ち続けられるように努力はしなきゃね。それにはこのチームでがんばるだけさ。僕たちはバリードイルと相性がいいみたいだしね。昨シーズンの最後は気が抜けちゃっていたけど、またレースが楽しめるようになってきたよ。ちょっと休んで仕切りなおす必要があったんだね。いい馬に乗れると気持ちも引き締まる」とファロン騎手は語る。


オブライエン調教師も少し大げさにファロン騎手を褒める。「彼は非常に献身的で、すごいホースマンで偉大なジョッキーだ。アイルランドでも馬場状態が悪いときには馬を気遣っていたりしたし、我がチームの財産だね。」


Sporting Life
http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=racing/05/05/01/manual_142006.html

ショートルートが僅差でレイルバードSを勝利

ハリウッドパーク競馬場、日曜日、このまま2着に敗れるかとみえたショートルートは、パトリック・バレンズエラ騎手の手綱の下二の脚を繰り出し、クビ差でレイルバードSを勝った。


道中は3番手を追走し、インスパイアリングとドンナズドールが先頭を切っていた。インスパイアリング騎乗のデイヴィス・フロアーズ騎手は騎乗馬を内に寄せたが、そこへショートルートが競りかけにきた。


直線では激しい攻防となり、ショートルートとバレンズエラ騎手は直線入り口で1馬身のリードを保っていたインスパイアリングを競り落とし、重賞初勝利を果たした(良馬場、1分22秒99)。


バレンズエラ騎手は、「ショートルートは有利な立場にいた。フロアーズ騎手が仕掛けたときも僕たちにはまだ余裕があったし、僕の馬競り合いに勝った。フロアーズはインスパイアリングの健闘に満足しているようだね。」


フロアーズ騎手のコメント。「(インスパイアリングは)強い心臓を持っていて、スピードもあるね。あまり無理をさせないように乗ろうと思っていて、実際レース中もそんなに追う必要はなかった。一息いれさせて直線で追おうと思ったけど、負けてしまったね。けどこんなんじゃあきらめないよ。」


ショートルートの勝利で、バレンズエラ騎手はこのレース5回目の勝利となった。ショートルートはビル&ドンナ・へリック夫婦の所有で、勝利調教師ジョー・へリック師の両親である。


ショートルートは、1月29日サンタアニタパーク競馬場のサンシャインミリオンオークス7着で今シーズンをスタートさせていた。


ジョー・へリック調教師いわく、「この馬の調教は最近良くなってきている。サンシャインミリオンのときは右脚を怪我していたからね。だからいったん建て直し、時間をとって調教を開始することにした。馬は成長しているし、身体的に大人になってきたよ。体重も100ポンドほど増えたしね。」


オフザリッチャーはスタートでつまづいたが、遅れを取り戻しインスパイアリングから1と1/4馬身差の3着に入った。


これで7戦3勝となり、オーナーブリーダー・ヘリックレーシングの所有するショートルートは獲得賞金を17万2815ドルとした。母がフォーントリック産駒のショートコールで、カリフォルニアで育成されていた。


Thoroughbred Times, Posted: 5/1/2005 11:22:00 PM ET
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54455&subsec=2

英2000ギニーはフットステップスインザサンドが勝つ

フットステップスインザサンドが、前年の勝利ジョッキー・キーレン・ファロン騎乗により、彼とエイダン・オブライエン調教師に3度目のニューマーケットクラシック勝利をもたらした。レベルレベルやカンディテイトを抑え、丘を登って最後の1ハロンで先頭に立った。


1番人気のドバウィも追いすがる姿勢を見せたが、左にヨレて5着に終わった。オブライエン調教師の2頭目オラトリオは4着だった。


オブライエン師のコメントでは、「すごい走りだった。かかわった人みんなのための勝利だね。みんなこの馬には手をかけてきたし、自信につながるよ。本当にすごい。キーレンも実に上手く乗ってくれた。フットステップスインザサンドは豊かなスピードをもつ、たくましくてパワフルな馬だ。まだまだ子供っぽいところは残っているけど、高い素質を持っている。これからどうするか考えるし、みんなで話し合うよ。」


勝利ジョッキーのファロン騎手は付け加える。「すごいよ。努力の賜物だね。本当に調子が良くなっている。あまり早く抜け出さないように気をつけたんだ。まだこれがシーズン初戦だしね。どんな勝利でもうれしいものだけど、勝利でシーズンを始められるなら今年もなかなかいけそうだよ。こういうのが長く続けばいいね。」


クライブ・ブリテイン師のパーティボスとカンディテイトがスローで逃げ、ディクタトリアルとブリテイン師のもう1頭・トニージェームスが僅差でそれらに続いていた。フットステップスインザサンドは外枠17番だったため、ファロン騎手は外目の競馬を選んでいた。


フットステップスインザサンドはスー・マグニアー氏とミッチェル・テイバー氏所有のジャイアンツコーズウェイ産駒。抜け出してからは先頭を譲ることなくゴールした。2着レベルレベルからは1と1/4馬身差で、それから3/4馬身差でカンディテイトが3着だった。


BBC Sport, 30 April, 2005, 14:30 GMT 15:30 UK
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/other_sports/horse_racing/4484793.stm

ダービートライアルはドントゲットマッドの独壇場

ドントゲットマッドが1マイル戦をケンタッキーダービーのステップとして勝利したとき、それは近年ではじめて名実ともにダービートライアルステークスとなるだろう。


3月19日のサンフェリペS(G2)を3着、4月9日のサンタアニタダービー(G1)を6着と完敗続きではあるが、今回のレースではダービーに向けて巻き返しの第一歩となるだろう。また、このステファンゴットイーブン産駒は、ロン・エリス厩舎に転厩後初戦となった2月13日サンタアニタ競馬場の7ハロン・サンビンセンテS(G2)で2着となっている。


エリス調教師の義兄であるポール・マッギー師に管理されていた昨秋、ドントゲットマッドはチャーチルダウンズで連勝デビューを飾っている。


3月12日フェアグラウンズ競馬場で行われたルイジアナダービー勝ちのヴィカレージは4月2日ガルフストリームパーク競馬場でのフロリダダービー(G1)を6着後、絞ってここへ望んできた。


3戦3勝のミラクルマンは、4月8日にキーンランドで行われた7ハロンのアローワンスレースで今シーズン初戦を7と1/2馬身差圧勝で飾った。


出走馬8頭の中には、ステークス4戦目となった4月9日ホウソーン競馬場のロストコードBCステークスでスモークスモークスモークから3/4馬身差の2着となったサンタナストリングスも含まれている。


Thoroughbred Times, Posted: 4/28/2005 3:57:00 PM ET
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54344&subsec=2