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アフリートアレックスがプリークネスS勝利を捧げる

土曜日のピムリコ競馬場、子供のがんのために獲得賞金の一部が使用されているキャッシュイズキングステーブル産のアフリートアレックスが、11万5318人という過去最高の観衆の前でスクラッピーティーに4と3/4馬身差をつけ、プリークネスSを快勝した。昨年8歳の時にがんで亡くなったアレキサンドラ・スコットと同様の決意を見せるかのように、最終コーナーでスクラッピーティーとの衝突を乗り越えての勝利だった。鞍上のジェレミー・ローズ騎手は危うく落馬しかけるところではあったが、何とか耐え、1900mを1分55秒04というタイムでスクラッピーティーから勝利を奪ってみせた。このタイムはリアルクワイエットが1998年に記録した1分54秒75に次ぐタイムである。


「誰かが僕を救ってくれたようだ。きっとアレックスちゃんが見ていたんだね」と、スコット少年とペンシルベニアでがんのための寄付活動を行うアレックスレモネードスタッドにローズ騎手は言及した。


アフリートアレックスはダービーでは3着だったが、プリークネスSでは3.3-1の1番人気に返り咲いた。ダービーの後には能力を疑問視されるような声もあったが、今回は最後のハロンでさらなる力を発揮した。ダービー馬ジャコモはスクラッピーティーからさらに5馬身差の3着に入った。


勝利調教師のティム・リッチー師は、「ジェレミーが乗り続けてくれてうれしいよ。そしてアフリートアレックスの力もすばらしいね」と語った。


ベルモントパーク競馬場で6月11日に行われるベルモントSは、アフリートアレックス、ジャコモ、そしてダービー1番人気だったベラミーロードの戦いとなるだろう。リッチー調教師は、アフリートアレックスはレース後に不調をきたさないかぎりベルモントSに向かうと言う。


ジャコモを管理するジョン・シレフ調教師は、「3着だったことに何ら困惑はしていない」と語る。「ダービーを勝ち、プリークネスでは3着だ。頑張りを評価するよ。」


もしもアフリートアレックスが最終コーナーで落馬していたら、スクラッピーティーは裁定委員によって最下位に降着させられていたはずだ。そうなるとジャコモが2冠目を達成していたこととなり、3冠馬への展望が開けていた。アフリートアレックスは勝ったものの、レース中の動きはそれほど良くはなかった。


ゲートが開いた直後、12番枠から発走のアフリートアレックスをローズ騎手は内ラチまで持っていった。道中はウィルコ等の内側でじっと耐え、第3コーナーではグリーリーズギャラクシーをかわして外を回ろうとした。そこでスクラッピーティーが右によれ、両者が衝突してしまったのである。


「なんだよ!」とローズ騎手は衝突の際に叫んだようだが、すぐに体勢を立て直した。「まだいける!」


「ジェレミーは本当にいい騎乗をしたね」と後にリッチー調教師は語った。スクラッピーティーに騎乗していたレイモン・ドミンゲス騎手は、「大事に至らなくて良かった」と言う。「少し物見をしてしまっており、右によれそうになったときは戻そうとしたんだけどね。」


第3コーナーではスクラッピーティーは先頭に立っていた。そこへ外側からアフリートアレックスがまくってきた。それまでドミンゲス騎手は経済コースを回ってきてはいたのだが、最後のコーナーで膨れてしまった。4月30日アケダクト競馬場でのウィザーS(G3)を勝った時も同様の癖を露呈していたようだ。


前半はハイリミットとゴーイングワイルドが逃げ、ラップはそれぞれ400mが23秒17、800mが46秒7、1200mが1分10秒72だった。ハイリミットは5着に入ったが、ゴーイングワイルドは14着最下位に終わった。


ハイリミットの調教師ボビー・フランケル師は、「頑張ったと思うよ」と言う。「ゴーイングワイルドに競りかけられなかったら勝っていたかもしれない。」


もっとも残念だったのがダービー2着のクロージングアーギュメントが見せ場なしの9着に終わってしまったことだ。ニック・ジトー調教師にとっても、3頭の管理馬がそれぞれサンキング4着、ノーブルコーズウェイ6着、ハイフライ10着となってしまい、残念であっただろう。


アフリートアレックスはフロリダ産で生産者はジョン・シルバータンド氏。母はホークスター産駒のマギーホークで、全兄にステークスウイナーのアンフォーゲッタブルマックスがいる。2004年のファシグティプトンミドランティック2歳トレーニングセールでキャッシュイズキングが7万5千ドルで購入していた。


プリークネスSはアフリートアレックスが1着!ブログランキングは…?



Thoroughbred Times, Posted at 5/21/2005 3:50:00 PM

"Afleet Alex survives rough trip to win Preakness Stakes"

http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54858

スペンサー騎手が騎乗停止に抗議

ジェイミー・スペンサー騎手が、自身の受けた4日間の騎乗停止判定に対し抗議をする姿勢だ。この騎乗停止により、オークスやコロネーションカップに騎乗することができなくなる。


昨日のメイデンでマイケル・ストウテ調教師の管理するドバイベンチャーに騎乗したスペンサー騎手は、ニューマーケットの運営委から「不注意な騎乗」として騎乗停止を申し受けていた。これにより5月31日から6月1~3日までのレースに騎乗することが不可能となった。ボーダフォンダービー開催1日目も含まれている。


しかし、スペンサー騎手は昨晩、レース映像を見直しており、代理人であるクリス・マックグラス氏によれば抗議に踏み切る可能性が高いということだ。「今のところ抗議はしていないが、今朝彼と手短に話してみたところ、彼は抗議をする気でいるらしい。オークスではこれといった騎乗馬がいないが、それが問題なのではなく、裁定が公平なものであったかどうかを問いたいと言っていた。今週末も重要な騎乗をいくつか抱えていることだし、早速にでも抗議をすると思う。」


スペンサー騎手は現在、フラットジョッキーチャンピオンシップにて、33勝でリーディングとなっている。


ブログランキング、負けられない戦いですわ。



Sporting Life "SPENCER 'LIKELY' TO APPEAL"
http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=racing/05/05/21/RACING_Spencer.html

【英単語】 standing

今日の単語はstanding。競馬という文脈に放り投げると意味がだいぶ変わってしまう単語ですが、意外にも辞書に載っていました。


リーダーズ英和中辞典第1版第1刷2000年より
standing
(形容詞) 種馬となった(at stud)、繁養されている


standingという形容詞でよく見られる単語ですが、standという動詞でも使われることがあります。今日アップしたハウスバスターについての記事から例文を持ってきてみましょう。


The 18-year-old son of Mt. Livermore had been standing at O'Sallivan Farm in Charlestown, West Virginia.
18歳になるマウントリヴァーモア産駒(のハウスバスター)は、ウェストバージニア・チャールズタウンにあるオサリバンファームで種牡馬として繁養されていた。


Housebuster began his career in 1992 at Jonabell Farm in Lexington and stood in Japan.
ハウスバスターは1992年からレキシントンのジョナベルファームで種牡馬となり、日本でも繁養されていた。


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チャンピオンスプリンター・ハウスバスターが18歳で死亡

1990年と1991年の最優秀スプリンター・ハウスバスター Housebusterが、バージニア Virginia州ロベッツビル Lovettsvilleにあるゲイリー・シャウナスパーロッククリニック Gary and Shauna Spurlock's veterinary clinicで5月15日に死亡した。死因はまだ分かっていない。18歳になるマウントリヴァーモア Mt. Livermore産駒のハウスバスターは、ウェストバージニア West Virginia、チャールズタウン Charlestownにあるオサリバンファーム O'Sullivan Farmで繁養されていた。種付け料は7000ドル、スタリオンCo The Stallion Coの所有だった。


「解剖の結果が出るまで原因については何とも言えない」と、オサリバンのマネジャー、ランディ・ファンクハウザー Randy Funkhouser氏は言う。「具合の悪いところはなかった。日曜日の朝になってハウスバスターが首をもたげ、飼葉を残しているのを発見した。すぐにスパーロックに連れていったが、私の知っている限りでは予備解剖結果から分かることは何もない。とにかく全てが終わるまで何とも言えないんだ。」


ハウスバスターは1992年、レキシントン Lexingtonのジョナベルファーム Jonabell Farmで繁養を開始し、その後日本で3年間、そしてオーストラリアでも繁養された。2002年にはバージニアのブルーリッジファーム Blue Ridge Farmへ来ている。さらにアルゼンチンのハラス・エル・パライソ Haras El Paraisoを経て、オサリバンファームへは2005年の種付けのために移動してきた。


ハウスバスターは産駒が299頭勝ちあがり、32頭のステークス勝利馬を輩出している。通算獲得賞金は火曜日現在、3611万7879ドル。


最高傑作は日本や香港で走り、2002年の年度代表馬にもなったエレクトロニックユニコーン Electronic Unicorn。他にも英G1馬バハミアンパイレーツ Bahamian Pirate、G2馬バスターズデイドリーム Buster's Daydream、ステークスウイナーで100万ドル以上稼いだミッドナイトベット Midnight Betとモーラック Morlucがいる。


グレートアバヴ Great Above産駒のビッグドリームズ Big Dreamsを母に持つハウスバスターは、ロバート・レヴィ Robert Levy氏所有のもと14のステークスを勝利した。それらの中には、1990年ベルモントパーク Belmont Park競馬場ジェロームハンデ Jerome Handicap(G1)での13馬身差圧勝や、1991年カーターハンデ Carter Handicap(G1)、ヴォスバーグハンデ Vosburgh Handicap(G1)などが含まれる。生涯戦績22戦15勝、獲得賞金は122万9696ドル。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/18/2005 10:18:00 AM
"Two-time champion sprinter Housebuster dies at 18"
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54799

オブライエン調教師、ダービー7頭出しか

エイダン・オブライエン Aidan O'Brien調教師は3度目のイギリスダービー制覇に向けて、アルバートホール Albert Hallとフットステップスインザサンド Footstepsinthesandを除いてもまだ7頭の候補がいる。2001年をガリレオ Galileo、2002年をハイチャパラル High Chaparralで制しているオブライエン調教師にとって、今年はチェスターベース Chester Vase勝ち馬ジプシーキング Gypsy Kingが筆頭である。


他にもアイルランド2000ギニーに出走予定のオラトリオ Oratorio、レパーズタウン Leopardstownでのメイデンを勝ったスコーピオン Scorpion、昨日のプリドミネイトS Predominate Stakes2着のインディゴキャット Indigo Cat、グランドセントラル Grand Central、オールマイティ Almighty、そしてフォルスタッフ Falstaffらがいる。


現在ダービーには27頭が登録しているが、オブライエン勢の他にも3頭のアイルランド調教馬がいる。サンダウンクラシックトライアル Sandown's Classic Trialとデリンスタウンスタッドダービートライアル Derrinstown Stud Derby Trial勝ちでデイヴィッド・ウォッチマン David Wachman調教師のフラカス Fracas、カラー Curragh競馬場で日曜日に行われるガリヌールS Gallinule Stakesに出走予定でジョン・オックス John Oxx調教師のエーサン Ehsan、さらにケヴィン・プレンダーガスト Kevin Prendergast調教師のカザス Qassassだ。


マイケル・テイバー Michael Tabor氏所有でジョン・ハモンド John Hammond調教師のウォークインザパーク Walk In The Parkと、アンドレ・ファブレファーム Andre Fabre's Farmのハリケーンラン Hurricane Runがフランス勢として残っている。


先週のダンテS Dante Stakes勝ち馬でアンティポスト1番人気のモティベーターMotivator(マイケル・ベル Michael Bell調教師、ロイヤルアスコットクラブ Royal Ascot Club所有)が地元勢としては筆頭である。他にもジョン・ダンロップ John Dunlop調教師管理の2頭、コング Kongとアンファールド Unfurldが登録している(それぞれ、リングフィールドダービートライアル Lingfield Derby Trial、プリドミネイトS Predominate Stakes勝ち)。アンファールドはグッドウッド Goodwoodのレースで素晴らしい動きをみせたと木曜日に報じられたばかりである。ダンロップ調教師のレーシングマネジャーであるマルクス・ホスグッド Marcus Hosgood氏によれば、「アンファールドは仕上がり上々だよ。よく食べるし、調教も積んでいる。鞍上をどうするかがまだ決まっていないものの、ダービーには必ず出すよ。」


ゴドルフィン Godolphin陣営では、アイルランド2000ギニーに出走するドバウィ Dubawi、フランス2000ギニー勝ちのシャマーダル Shamardal、そしてベレナス Belenusと3頭がダービー有力馬である。


チェスターベース勝ちのハッテン Hattenは、クライブ・ブリテイン Clive Brittain調教師に初のダービー勝利を授けようというところである。一方で、マイケル・ストウテ Sir Michael Stoute調教師はチェスターのメイデン勝ち馬マウンテンハイ Mountain Highとカラムカー Kalamkarを出走させる予定だ。ダービー4勝のストウテ調教師は、一昨年のクリスキン Kris Kin、昨年のノースライト North Lightに続いて3年連続でのダービー勝利を目指す。


その他の登録馬としては、ダンテS2着でデイヴィッド・エルスワース David Elsworth調教師の管理馬ギーザー The Geezer、グレフュール賞 Prix Greffulhe2着のプリーバーゲン Plea Bargain、チェスターベース3着のファーストロウ First Row、リチャード・ハノン Richard Hannon調教師のキングスクワイ Kings Quy、未出走のアラン・ジャーヴィスステーブル Alan Jarvis's stable生産・オークブリッジ Oakbridge、そしてテリー・ミルズ Terry Mills調教師のザベストイズイエットトゥカム Thebestisyettocomeである。


5月31日にダービー追加登録が行われる予定。


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Sporting Life "O'BRIEN LEAVES SEVEN IN DERBY"

プリークネスSはアフリートアレックスが1番人気

土曜日ピムリコ Pimlico競馬場のプリークネスS Preakness Stakesに向けて、水曜日にバルティモア BaltimoreのESPNゾーンで抽選会が行われた。1番人気アフリートアレックス Afleet Alex(5-2)は12番枠、ダービー馬ジャコモ Giacomo(6-1)は13番枠に入った。どちらにも枠番の運は向かなかったようである。


12番枠のアフリートアレックスについてティム・リッチー Tim Ritchey調教師は、「外枠だからといって特に問題はないだろう。少なくとも大外枠ではなくて良かったと思う。(ジャコモに関して)もう少し人気は上がってくるだろう。」


ジャコモのジョン・シレフ John Shirreff調教師は3から7番枠が良かったそうだが、くじ引きの順番が最後から2番目であったため、13番と14番しか残っていなかった。「それなら13番のほうがいいと思った。ゲート入りしてから多少の時間はあるからね。大外の14番枠だとゲートに入ってから落ち着く時間がないだろう。」


オーナーのジェリー・モス Jerry Moss氏は、ジャコモの人気がないことはそれほど気にならないと言う。「馬は自分のオッズを知らないからね。プリークネスSにも出走できて嬉しいよ。笑いがとまらないと言った感じさ。ファンからしてみたらジャコモのオッズが高いほうが稼げるということだからね。」


フィリップ&モーシア・コーヘン Philip and Morcia Cohen夫妻の所有するクロージングアーギュメント Closing Argument陣営は、1番初めに抽選をしてキアラン・マクローリン Kiaran McLaughlin調教師が7番枠を引き当てた。ブックメーカーのカルーリ Carulliでは、クロージングアーギュメントを5-1の3番人気、そしてニック・ジトー Nick Zito調教師が管理する2番枠発送のハイフライ High Flyは9-2の2番人気である。


「今回は4、5番枠を引きたかった」とマクローリン調教師は言う。「アフリートアレックスは手ごわい敵で、そう簡単には倒せないだろう。他にも強い馬はたくさん出てくる。」


ジトー調教師は他にも、マイメドウビューファーム My Meadowview Farmのノーブルコーズウェイ Noble Causeway、トレイシーファーマー Tracy Farmerのサンキング Sunkingを出す。ノーブルコーズウェイは3番、サンキングは10番だ。


「幸運にもこれらの3頭の馬はプリークネスSに出走することができた。みんなはジャコモを警戒しているようであるが、まあゲームをしているような感覚で臨むよ。」とジトー調教師。


出走馬には逃げ馬が多いようである。内枠のマリブムーンシャイン Malibu Moonshine、ハイフライ、スクラッピーティー Scrappy T、そしてハルズイメージ Hal's Imageらはどれも出足が速い。さらに外目のギャロッピンググローサー Galloping Glocer、ハイリミット High Limit、そしてゴーイングワイルド Going Wildあたりも警戒だ。


プリークネスS出馬表
*全馬が126ポンドの負担重量
*左から馬番、馬名、父馬、騎手、調教師、オッズ


1. マリブムーンシャイン、(マリブムーン)、スティーブ・ハミルトン、キング・レザーブリ-、20-1
2. ハイフライ、(アティカス)、ジェリー・ベイリー、ニック・ジトー、9-2
3. ノーブルコーズウェイ、(ジャイアンツコーズウェイ)、ゲイリー・スティーブンス、ニック・ジトー、10-1
4. グリーリーズギャラクシー、(ミスターグリーリー)、デイヴィッド・フロアーズ、ウォレン・スチュート、15-1
5. スクラッピーティー、(フィットトゥーファイト)、レイモン・ドミンゲス、ロビー・ベイルス、20-1
6. ハルズイメージ、(ヘイローズイメージ)、ジョゼ・サントス、バリー・ローズ、50-1
7. クロージングアーギュメント、(サクセスフルアピール)、コルネオ・ベラスゲス、キアラン・マクローリン、5-1
8. ギャロッピンググローサー、(エーピージェット)、ジョー・ブラボー、ドミニック・シェティノ、30-1
9. ウィルコ、(オーサムアゲイン)、コリー・ナカタニ、クレイグ・ドラス、10-1
10. サンキング、(カリズマティック)、ラファエル・ベジャラノ、ニック・ジトー、15-1
11. ハイリミット、(マリアズマン)、エドガー・プラド、ボビー・フランケル、12-1
12. アフリートアレックス、(ノーザンアフリート)、ジェレミー・ローズ、ティム・リッチー、5-2
13. ジャコモ、(ホーリーブル)、マイク・スミス、ジョン・シレフ、6-1
14. ゴーイングワイルド、(ゴールデンミサイル)、ロビー・アルバラド、D・ウェイン・ルーカス、30-1


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Thoroughbred Times, Posted at 5/18/2005 3:18:00 PM
"Afleet Alex pegged as Preakness favorite; Giacomo fourth choice"
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54802

ウイジャボード、復帰間近

ウイジャボードが水曜日の朝、ニューマーケットで追い切りをこなした。


4歳馬のケープクロスと併せたということは仕上がりに予定より若干の遅れがあるということだ。しかしウイジャボードはケンブリッジロードポリートラックで1マイル追い切られ、軽快な動きを示した。


昨年のオークス&BC勝利馬であるウイジャボードはクリス・ヒンソン調教助手に駆られスムーズに動いた。当面問題は何も見当たらず、先行して併せたフォルスプロミスを余裕で追い上げていた。


ウイジャボードを管理するエド・ダンロップ調教師にとってもいい具合に映ったようだ。調教後、仕上がり具合に満足する旨をコメントしている。「クレイヴァン開催の水曜日以来の調教だが、私は非常に満足している。マイルを追い切り、5.5ハロンをキャンターでこなさせた。そしてゴールへ向けて追うというのが今回の調教内容さ。クリスもウイジャの動きを誉めていた。先ほども述べたように、仕上がりには満足だ。」


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ドバウィ陣営は雨を歓迎

土曜日に行われるアイルランド2000ギニーで、ドバウィを管理するサイード・ビン・サラー調教師はいくらかの雨を望んでいる。


イギリス2000ギニーでは大いに期待されていたドバウィであるが、フットステップスインザサンドの5着に終わり大いに周囲を残念がらせてしまった。ゴドルフィン陣営は早世してしまった彼の父・ドバイミレニアムにクラシック勝利を、と思っているのだが、フランキー・デットーリ騎手は固い馬場はドバウィに合わないと考えている。


「3日前にデットーリを乗せて追い切ったが、すごくいい動きだった」とビン・サラー調教師は言う。「これが最終追い切りだ。あとはカラーの馬場がドバウィに合うように柔らかくなってくれることを望むだけだよ。」


パディパワーはドバウィをフットステップスインザサンドと同率6-4の1番人気としている。しかしゴドルフィン陣営はリッジウッドパールSにもサンドロップを出走させる。サンドロップは昨年のイギリス1000ギニーを2着後、オークスでは惨敗した。しかし昨秋のリステッドレースを勝っている。今回がシーズン初戦となり、ビン・サラー師も彼女に期待しているようだ。ビン・サラー師は付け足す。「サンドロップも動きがいいよ。レースへ万全で臨める。」


ランキングでは100~150位を推移


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アンファールドがダービーの切符を奪取

未来のダービー馬探しはまだまだ続く。水曜日のグッドウッド競馬場、リーゼバイ&クリストファープリドミネイトSでは素質馬たちが競い合った。


エプソムダービーで勝つ可能性はあまり高いとはいえないが、アンファールドはこのリステッドレースで道を切り開いてみせた。これでコース経験に加え、実力も見せつけた形となる。


ジョン・ダンロップ調教師が管理するアンファールドは先月、サセックスの特異なコースで10馬身差圧勝した。前半は先団に取り付いてラスト3ハロンでペースアップするという横綱競馬だった。そこではダービー出走予定のグリテニングをちぎっている。さらにワイルドサヴァナーを破ったことにより、評価が急上昇中だ。この2000mのレースでアンファールドがかなり成長したとするならば、ダービーでのさらなる距離延長も問題ないだろう。


ストライクアップザバンドの先月チェスター競馬場での敗退は不運なものだったと言える。今回のベイカー・ティリー・トロフィーSでは巻き返しが十分可能だ。


近親に優秀なスプリンターがいるが、4月のデビュー戦では距離が伸びても大丈夫だということを示した。そして今月初めのルーディーでは2連勝を飾った。しかしチェスターで負けてしまったことによってストライクアップザバンドの馬券支持者たちは残念に思ったことだろう。ただ直線で素晴らしい切れ味をみせたことで多少の希望はつないだ。切れ味は素晴らしかったものの、大外を回るロスが生じたためにオーアーカマラに競り負けてしまったのだ。3着以下は大きく引き離していた。


ノルマンディ・スタッド・ループSは7戦3勝のサムシングエキサイティングが注目だ。昨年、祭儀の3歳戦で負けたしまったのにはがっかりしたが、まだまだ見限るのは早い。マイルへの距離延長は問題ないだろう。


ミハエル・ストウテ師はトーマスエドガーSにエデンロックを出走させる。エデンロックはもう4歳だが、昨年1年間は休養に入っていた。だがマリーメイソンロッジのマエストロであるストウテ師はこの時期の馬を走らせるのは間違っていないと考えている。エデンロックは3歳時に2走しているのみだが、ヤーマウスでの2走目を見る限りかなりの能力を持っている。その時の2馬身差3着は後のアイルランド2000ギニー馬バチェラーデュークだった。


600日も前のレース内容はそれほど参考にはならないが、かといってノーマークにするにはもったいない馬だろう。


ストウテ師はレーシングUKステークスにもヘッドクウォーターズで印象的な勝ち方をしているノットナウキャトーを出し、同日2勝を狙う。この馬は先月下旬ニューマーケットでのマイル戦を走ったが、マイルへの距離延長は明らかにプラスだった。ここではハンデが6lb増えるが、勝負になるとみていいだろう。


英文和訳って結構疲れます。よろしかったらクリック




Sporting Life

ジャコモがチャーチルダウンズで半マイルの追い切り

ケンタッキーダービー馬ジャコモが、火曜日にチャーチルダウンズで半マイルの調教を行った。これはピムリコ競馬場で土曜日に行われるプリークネスSに向けての最終追い切りとなる。


ジャコモはフランキー・ハラーテ調教助手を背に51秒8という時計。これは41頭中39番目のタイムだった。

チャーチルダウンズの計測時計によればジャコモのラップ推移は13秒2、26秒2、そして39秒だった。5ハロンでは1分5秒8だった。


「ダービー前には2回ほど強い追い切りをしていたし、プリークネスSまで時間がない今はあまり強く追わせるつもりはない。今回はただ調教維持ができればいい。大抵はレース後10日くらいで始動するが、それが今日だったということ。」とシレフ師。


ダービーでジャコモに敗れたウィルコとハイフライもチャーチルダウンズで追い切った。

BCジュベナイル勝ちのウィルコは、ジョー・デーゲン騎手を背に半マイルを50秒6、32番目のタイムだった。「仕上がりには満足している。ゴール前でペースを上げ、いいフィニッシュだったと思う。馬体も素晴らしいし、レースへの準備は万全だ。」と言うのはシレフ師。


そして以下はドラス氏のコメント:「レースセンスもいいだろう。プリークネスSではダービーのように20頭も相手にしなくていいから楽だね。だから流れはあまり問題にならないはずだ。ピムリコの馬場だって合うし先行集団で競馬ができるはず。」


フロリダダービー勝ちのハイフライは半マイルをカルロス・コレア調教助手を背に50秒2(27番目の時計)。「能力が違うね。闘志溢れる馬で、なによりも先行力がある。こういう馬は強い調教が必要ないから良い。今回の調教は初めから終いまで良い動きだった。」とジトー師。


サンキングとノーブルコーズウェイは既に月曜日に5ハロンの追い切りを行っている。

チャーチルダウンズで調整されていた馬たちは水曜日にバルティモアへ向けて出発する予定だ。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/17/2005 9:16:00 AM
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54782