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エプソムのターフ ~ゴドルフィンは満足

シェイク・モハメド殿下が、エプソムの馬場に対して満足する旨を語った。エプソムで土曜日に行われるダービーにドバウィが出走予定である。


彼は火曜日の夜にサレートラックを歩き、馬場が愛2000ギニー勝ち馬ドバウィにとって安全であることを確かめた。ドバウィはニューマーケットで行われた英2000ギニーで硬い馬場に苦しみ、惨敗している。


「シェイク・モハメド殿下は馬場をご覧になり、現状ではドバウィにとって安全であると思われたようだ」とゴドルフィンのレーシングマネジャーであるシモン・クリスフォード氏は語った。「あと4日もあるからまだ注意が必要だ。水曜の朝に雨が降るとの予報があるが、今のところ馬場は大丈夫なようだ。」


ドバウィはモティベーターに続いてダービー2番人気だが、エイダン・オブライエン調教師のジプシーキングに迫られている。


ブックメーカーのコーラルはディーS勝ち馬ジプシーキングのオッズを11-2から4-1まで下げた。ラッドブロークスでは6台から9-2まで下がっている。


バリードイルジョッキーのキーレン・ファロン騎手がオブライエン調教師の4頭のうちどの馬に乗るのかを決めていないとはいえ、ラッドブロークスの広報であるバルタザール・ファブリシャス氏はファロン騎手がジプシーキングに乗るとみている。


「ジプシーキングの人気が上がっているということは、ファンはファロンがジプシーキングを選ぶのではないかとみているからだと思われる」とファブリシャス氏はいう。


デイヴィッド・ウォッチマン調教師は先週トラックを実際に歩いてみて、無敗のフラカスが馬券の狙い目であるとみているようだ。フラカスは朝の調教で素晴らしい動きをみせている。「今朝の動きは良かった。順調にこれているし、嬉しいよ」とウォッチマン師。


フラカスはジェイミー・スペンサー騎手が騎乗予定だが、サンダウンクラシックトライアルとデリンスタウンスタッドダービートライアルを使われたあと、12-1のオッズとなっている。どちらの勝利もソフトな馬場でのものだが、ウォッチマン調教師はエプソムの高速馬場をそれほど問題と思っていないようだった。彼は付けたす。「トラックに散水があると思うし、良い馬場コンディションが保たれる限り、問題だとは思わない。」


コングに騎乗するリチャード・ヒューゲス騎手もまた馬場コンディションを問題としておらず、リングスフィールドダービートライアルを勝ったコングが勝負になると語った。「調教での調子はいい。タフでエプソム向きの馬だ」と彼は言った。


コース責任者のアンドリュー・クーパー氏は週末のビッグレースのため、良い馬場状態を作ると意気込んでいる。今週はこれ以上散水を実施しないと語った。「予定されていた散水を終了し、良い馬場状態が作れたと思っている。適切な具合に仕上がったよ。昨日1/4インチほどの散水を実施し、これでお終いということになったんだ。明日・明後日は不安定な天候になると報じられた。明日の朝にでもにわか雨があるかもしれない。タイムがそこまで速くなるほど馬場は乾かないだろうね。週末に良い馬場ができあがると信じているさ。」


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Sporting Life "GODOLPHIN PLEASED WITH EPSOM GROUND"

【海外から】ディープインパクト、圧勝

1.1倍で圧倒的1番人気のディープインパクト Deep Impactが、東京競馬場で日曜日に行われた東京優駿 Tokyo Yushunを5馬身差で勝ち、デビュー以来無傷の5連勝とした。2400m(11.93ハロン)の日本ダービー the Japanese Derbyでの勝利により、ユタカ・タケ Yutaka Take騎手とディープインパクトはステークス4連勝となった。Yasou Ikee*調教師管理のディープインパクトは、良馬場を2分23秒3というタイムだった。


ステークス勝ちのインティライミ Inti Raimiが18番枠からの2着に入り、それから半馬身差でシックスセンス Six Sense*が3着だった。


ディープインパクトはマコト・カネコ Makoto Kaneko氏所有で、ノーザンファーム Northern Farmが生産。母はアルザオ産駒のウインドインハーヘア Wind in her Hairである。


* Yasuo(ヤスオ)のまちがいでしょう。
*「六番目の」はsixth(シックスス)。よって「シックススセンス」なら"Sixth Sense"と表記してくれたと思われます。アメリカ人は「6つの感覚」と解釈したようですね。sが付いてないので、「文法間違ってるなあ」と感じたことでしょう。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/29/2005 5:29:00 PM
"Deep Impact remains perfect with Tokyo Yushun triumph"
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=55008

ゴーストザッパーがメトロポリタンHを圧勝

昨年の年度代表馬ゴーストザッパーにとっては、7ヶ月の休養は問題なかったようだ。月曜日のベルモントパーク競馬場、メトロポリタンH(G1)で、ゴーストザッパーは半マイル過ぎに先頭に立つと6と1/4馬身差をつけて圧勝した。オーサムアゲイン産駒で5歳のゴーストザッパーは、昨年10月30日にローンスターパーク競馬場で行われたBCクラシックを3馬身差で勝って以来のレースとなっていた。4月に復帰戦が予定されていたが、鼻腔の感染症で延期となってしまっていた。


ラブオブマネーとフォレストデンジャーが掛かってしまい、前半200mと400mのラップがそれぞれ22秒47、44秒48という超ハイペースとなった。そのため、ゴーストザッパーと鞍上ジェイビア・カステラーノ騎手は3番手に控えた。


半マイル過ぎから動き出すと、そこからは勝負にならなかった。容易に他馬を突き放し、力強いストライドで差を広げていった。8馬身のリードを保って直線に入ってからも、他馬は何もできなかったようだ。


「レースでは良い走りでリードをつけられたね。けど今日やりたかったのは後ろからの競馬なんだ」とカステラーノ騎手は言う。「そしてそうしたつもりだよ。休養明けということについては問題ないと思っていた。自信を持って乗ったよ。ゴーストザッパーが特別な馬だということを示したかったんだ。何でもできる馬だからね。前へ出るときに馬群を割ったけど、それからは楽に走っていた。無理をさせたくなかったから直線に入ってからも特に追ったりはしなかったよ。ひとつのレースのために体を壊す必要はないさ。」


G1馬のシルバーワゴンが2着に入り、そこから5馬身差の3着にはG2勝ちのサーシャックレトンが来た。4着はポメロイ。ゴーストザッパーは良馬場のマイルを1分33秒29でまとめた。G1勝ちのフォレストデンジャーは直線で伸びを欠き、6頭中の5着に終わった。


ゴーストザッパーは2003年から数えると9戦8勝。通算でも11戦9勝であり、獲得賞金額は344万6120ドル。

「とても感激している」と殿堂入りトレーナーのボビー・フランケル調教師。彼はこれで4回目のメトロポリタンH制覇である。「ゴーストザッパーは素晴らしい馬だ。そうとしか言いようがない。この馬は美腔の病気から立ち直ったが、思ったより馬体が増えなかった。体重が絞れたので同様の強さをみせれるか不安視する人々もいたようだが、完全復活といったところだろう。」


ストロナッチアデカスプリングス生産でケンタッキー育ち。母はリローンチ産駒のベイビージップである。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/30/2005 3:35 PM

http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=55052

オブライエン調教師がダービー4頭出しへ

土曜日にエプソム競馬場で行われるダービーに、エイダン・オブライエン調教師が自身の管理馬を4頭出走させることが決定した。ジプシーキング、オラトリオ、グランドセントラル、オールマイティが出走する。


1000・2000ギニーというイギリスのクラシックを2つとも制したオブライエン調教師はダービーに7頭を登録していたが、今回その中から4頭を選び、ダービーを戦うこととなった。その他の3頭はスコーピオン、フォルスタッフ、そしてインディゴキャットである。


土曜日オブライエン調教師が、「オラトリオ、グランドセントラル、ジプシーキング、そしてオールマイティが我々のダービー出走馬となる」と語っていた。


しかしながら、専属のキーレン・ファロン騎手がどの馬に乗るのかについてはまだ決まっていない。現状ではディーSの勝ち馬ジプシーキングかアイルランド2000ギニー2着のオラトリオのどちらかが濃厚ではないかとみられている。


グランドセントラルはデリンスタウンダービートライアルで運のない3着に入っており、またオールマイティはチェスターベースで2着となってダービーの切符を手にした。


オブライエン調教師はイギリス1000ギニー勝ちのヴァージニアウォータースを金曜日のオークスに追加登録した後、オークスの出走馬がヴァージニアウォータース、モナリザ、シルクアンドスカーレットであることを明らかにしている。


昨年のダービー1番人気でありながら筋肉故障で離脱したイーツも、オークスと同日に行われているボーダフォンコロネーションカップに登録している。イーツは今年はじめのムーアスブリッジSでケアディーズの2着となり、復帰している。→関連記事「ケアディーズがイーツを圧倒(海外競馬ニュース)」


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Sporting Life "O'BRIEN CONFIRMS DERBY QUARTET"

http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.cgi?STORY_NAME=racing/05/05/29/RACING_O___Brien.html

2頭がオークスに追加登録

イギリス1000ギニーを勝ったヴァージニアウォータースがボーダフォンオークスに追加登録した模様である。もう1頭、ゴドルフィンのフェンシュイ陣営も同様に追加登録を済ませた。これで、来週金曜に行われるオークスでは最大13頭が競うこととなった。


ヴァージニアウォータースを管理するエイダン・オブライエン調教師は今週の初め、馬場が固くなるようでああればヴァージニアウォータースをオークスに出すと宣言していた。先週のアイルランド1000ギニーでは緩い馬場で8着という残念な結果に終わっている。


一方で、フェンシュイはイギリス1000ギニーでは10着だった。今シーズンはこれ以外に出走していない。


オブライエン調教師は、他にもモナリザ、シルクアンドスカーレットを出走させる予定であるが、注目なのはアイルランド1000ギニー勝ち馬サオイレが出ないということだ。


アイルランド勢では、ジム・ボルジャー師のピクタヴィア、ダーモット・ウェルド師のドリームトゥドレスらがいる。フランスからはエリー・レローシェ師のアルゼンティーナが出走予定。


地元イギリスの代表はマイケル・ジャーヴィス調教師の管理するアンティポスト1番人気・エスワラである。その他にもリングフィールドオークストライアルを勝ったカシドラや、ループS勝ちでデイヴィッド・エルスワース調教師のサムシングエキサイティングなどがいる。


残りの出走予定馬は、ミック・チャノン調教師のジョイントアスピレーション、マイケル・ベル調教師のハイアーラブ、そしてブライアン・ミーハン調教師のマジカルロマンスだ。


ゴドルフィンのレーシングマネジャーであるシモン・クリスフォード氏によれば、フェンシュイは本気で走ればクラシックに通用する器だという。「ギニー以来、調教ではいい動きを見せている。オークスではかなり勝負になるだろう。距離はどうだろうか。スピードはあるがスタミナが未知数の馬だからね。」


エプソム競馬場のレーシングディレクターであるアンドリュー・クーパー氏は、2頭の追加登録を歓迎する考えを示している。「ヴァージニアウォータースとフェンシュイが加わったことでレースレベルは上昇しただろう。すべての馬が金曜日に表れてくれるといいのだが。天候はいい具合さ。昨日は少し涼しくて風が吹いていた。明日コースを歩いてみるが、必要なら水を撒く予定だよ。湿度はあまり上がらない見込みだ。雨が降るかもしれないが、確実ではないから。」


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Sporting Life "TWO ADDED TO OAKS FIELD"

http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=racing/05/05/28/RACING_Oaks.html

ホーランド騎手がモティベーターに騎乗

木曜日、ダリル・ホーランド騎手がダービーでアンティポスト1番人気のモティベーターに騎乗する意気込みを語った。ジョニー・マータフ騎手が3日間の騎乗停止に対する抗議するが、それが失敗に終わった場合にホーランド騎手がモティベーターに騎乗する予定だ。モティベーターは今月初めのダンテSに勝っている。


「マータフ騎手の抗議が失敗するという条件だが、ダービー1番人気馬に騎乗するチャンスが与えられた。もっとも格式の高いトライアルを勝った馬だしね」とホーランド騎手は語った。


「僕の勝利記録はエプソムでのものだ。エプソムでは負けてはならないね。そしてそれはいい馬に乗ったからというばかりではないよ。トラック記録はそれだけで意味がある。僕は常にエプソムでよい結果を出してきたんだ。多分来週の水曜日にモティベーターに乗る機会が持てると思う。マイケル・ベル調教師は重要な追い切りはだいたい終了したと言っていた。モティベーターはキャンターなどの軽い調教をすると思う。あくまで僕が感覚を掴むためだよ。」


ホーランド騎手は、マータフ騎手の抗議が成功した場合ダービーに乗れなくなるが、その場合にも備えているという。「フリーの騎手には良くあることだからね。ほとんど毎日予備の騎乗馬を探しているよ」と彼は付け加えた。


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Sporting Life "HOLLAND THRILLED OVER MOTIVATOR"

ウィルコがくるぶしの故障で休養

BCジュベナイル以来5戦連続で勝ちを逃しているウィルコが、木曜日にカリフォルニアでくるぶしの故障のための手術を行う。今期は全て休養に充てる見込みである。


ウィルコはピムリコ競馬場で土曜日に行われたプリークネスSで1着アフリートアレックスから35馬身差の12着だった。月曜日のレントゲン検査で右前脚のくるぶしに故障をしていることが判明した。


「明らかに故障が影響した着順だ。ウィルコの走りではなかったからね」と、ジョン・ポール・レダム氏とスーザン・ロイ氏の所有するウィルコを管理するクレイグ・ドラス調教師が語った。「もっといい走りができるはずだよ。」


ウィルコは少なくとも90日の休養を必要としている。しかしドラス師は翌年の復帰を楽しみにしているようだ。「今シーズンの始動戦で脚を痛めたりダービーで流血したりと、きついシーズンを過ごしている。それでも頑張ってきたが、くるぶしの故障は大きすぎた。ここでしっかりと休養させて態勢を立て直すよ。」


ウィルコはイギリスでデビューし10戦2勝。北アメリカでのデビュー戦であった昨年10月ローンスターパーク競馬場でのBCジュベナイルを勝った。


その後は4月9日のサンタアニタダービー3着、5月7日のケンタッキーダービー6着と続く。合計で16戦3勝、獲得賞金は103万9074ドル。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/25/2005 2:19:00 PM
"Ankle chip sidelines Wilko for rest of year"
http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54959

日本が国際レースの数を増やす

木曜日に韓国・ソウルで行われたアジア競馬会議において、日本が外国馬にレースを順次開放していくと発表した。JRA代表のカズヒロ・バンドウは、2007年までに221のグループレースとステークスのうち、111レースを開放していく予定だと語った。日本は今年58の平地競走を解放している。2006年ではそれが86レースまで増える。


JRAニューヨークオフィスのジュンイチ・ハセガワは、今年はじめにサラブレッドタイムスに対してこのように語っている。「こうした変化は日本馬の能力を押し上げるのに一役買うだろう。そして、多くのレースが国際基準セリ名簿における国際G1と格付けられるだろう。」


この名簿のパート1には、国際基準セリ名簿委員会によってグループ、グレード、リステッドなどの格付けがなされたレースが含まれる。この中の「その他のレース」という分類には、パート2となっている国のレースも入っている。日本はまだパート2であるが、こうした格は外国馬に開放されているレース数で決定される。日本ではジャパンカップなど12のグループレースが開催されている。


日本の格上げは、競走馬や日本の生産界の価値を押し上げるだろう。


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Thoroughbred Times, Posted at 5/25/2005 8:27:00 AM

http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54947

レコードづくしのファシグティプトンミドランティックセール

今までのセールでの不調ぶりはどこへやらといったように、火曜日に終わったファシグティプトンミドランティック2歳トレーニングセールは7.6%上場馬が増え、さまざまな記録を打ち立てた。2日間の日程で前年度と比較して9%増となる386頭が売却され、平均売却価格も31.1%上昇し4万8994ドルとなった。売却総額は43%増の1891万1500ドルである。一方で買戻し率は22.5%だった。


変化がなかったのが最高売却価格のみである。アーメット・ザイヤット氏が競り落としたイークウェインレガシーが管理するアイヴィーウッドエンジェルの45万ドルが最高である。父アンブライドルズソング、母ミケーレロイヤル(その父グルーヴィ)のアイヴィーウッドエンジェルは、セール前の公開調教で3ハロンを34秒6というタイムだった。アイヴィーウッドエンジェルはイークウェインレガシーとサザンサイプレスステーブルが2004年のキーンランドセプテンバーイヤリングセールで20万ドルで落札されていた。


「30万ドル以上で売れると思った」と言うのはトニー・ヘンドリックス氏とアイヴィーウッドエンジェルを共同所有していたイークウェインレガシーのマイク・パラモア氏。「公開調教を見学して気に入ってくれる人がいたことが嬉しいよ。彼女はいい馬だからね。」


高額で売却された馬はおよそ牝馬である。その中には、35万ドルでパグリシステーブルの代理人であるスティーヴ・クラサリス調教師に落札されたミスターグリーリー産駒や、ブラッシュウッドステーブルが28万ドルで落札したアンブライドルズソングの牝馬などがある。牡馬の最高売却価格は代理人ブルーウォーターが27万5000ドルで落札した父モアザンレディ、母ミスオキーフェ(その父ストライクザゴールド)の牡馬だ。


「すごいセールだった」とファシグティプトン代表のウォルト・ロバートソン氏は言う。「上場馬のレベルは今までで一番だった。上場数も買い手たちの心を刺激したかもしれない。5月は2歳馬を買うのにベストな時期だからね。みんなデビュー間近の馬を買いたいのさ。」


2004年5月18日にはCJZステーブルの代理人であったティム・リッチー調教師がアフリートアレックスを7万5000ドルで購入している。アフリートアレックスはその後、6月26日のデビュー戦を勝った。


最近さぼっていてすいません!どうか1票を!



Thoroughbred Times, Posted at 5/24/2005 6:36:00 PM

http://www.thoroughbredtimes.com/todaysnews/newsview.asp?recno=54945&subsec=4

愛2000ギニーでドバウィ雪辱

土曜日のアイルランド・カラー競馬場でアイルランド2000ギニーが行われ、ドバウィがイギリス2000ギニーの雪辱を果たした。ゴドルフィン所有の3歳馬が豪脚を解き放った。3週間前のニューマーケットでの悪夢は、2馬身差でオラトリオを打ち破り、陣営の自信が正しいものであるとドバウィが示すと同時に消えてなくなってしまったようだ。


残り2ハロンのポールを通り過ぎた時、鞍上フランキー・デットーリが気合をつけた。それに応えるかのようにドバウィは切れ味をみせた。レース実況が聞こえないというアクシデントがあり、競馬場は異様な静寂に包まれていたのだが、7-4で1番人気のドバウィがゴールポストを駆け抜けるはるか前には歓声が沸き起こっていた。一瞬、ドバウィが右側によれ、デットーリ騎手が気合をつけ直すことがあった。しかし、他の人気馬たちがインを突こうと必死になっているころ、ドバウィは無理な走りはしなかった。


ニューマーケットでも安定した走りをみせたデモクラティックデフィシットとレベルレベルは、上位2頭から6馬身離れた3着と4着にそれぞれ入った。


ドバウィがゴールを駆け抜けたその時から、2週間後に迫ったエプソムダービーへと話が切り替わる。ブックメーカーのキャッシュマンではドバウィは11-4という低いオッズまで来た。ラッドブロークスだと信頼度は少々落ち、7-1。トーテスポートでは4-1である。


しかしながら、ダービーについて語るのはまだ早いようだ。デットーリ騎手によれば、「次のレースについては耳が腐るほど聞かれるね。けどまだ決まってないよ。決断をそんなに急がなくてもいいだろう」と言う。


ゴドルフィン陣営の最高権力者シェイク・モハメド殿下は、もう少し積極的だ。「ドバウィは2000mはいけるはず。ダービーは2000mに距離適性がある馬でも勝てるはずだ。」


ドバウィの父・ドバイミレニアムに多大な個人的感情を持つシェイク殿下にとっては、ニューマーケットでのドバウィの敗戦がよほど悔しかったようだ。「馬というのは君と私のようなものだ」と彼は続ける。「肉体と血でできてるんだから、ニューマーケットはドバウィにとって休日だったのさ。しかし今日のが真のドバウィの姿であり、チャンピオンに返り咲いたということだ。次をどうするかは1、2日考えるとして、今日はすばらしい日だった。歴史的なことだね。」


この後エプソムに向かうことについて、陣営にとっては色々考慮しなければならないことがある。だがデットーリ騎手にしてみれば世界でもっとも有名な平地レースを勝ちたいと思っているはずであり、ドバウィならそれが可能かもしれないのである。誘惑を断ち切るのは難しいだろう。


レース最後にドバウィがよれてしまったことに関して、デットーリ騎手は、外へ曲がろうとしたのはドバウィの意思だという。「僕はゴーサインを出したんだが、ドバウィは少し飛び跳ねてしまったんだ。ドバウィがどこへ向かってるの?と尋ねているようだった。末脚はすばらしかったよ。良い馬は楽な手ごたえで脚を伸ばすんだが、ドバウィはそれそのものさ。力を出し切ることができたと思う。」


ニューマーケットを振り返って、デットーリ騎手はこう言った。「(ニューマーケットの時と)相手は変わったが、今回のほうがより良い走りだったよ。前回は馬場が合わなくて調子が出なかった。レースでも早めから掛かってしまったしね。あの時のドバウィはドバウィじゃない。今日みたいな馬場のほうが合っている。アイルランドの雨の神に感謝するよ。」


直線でドバウィと良い勝負をしたオラトリオもダービーに向けて視界良好といった感じだろう。しかし、2ハロン短いフランスダービーのほうが良い選択と言えるかもしれない。「良い走りだったが、時計のかかる馬場だったことが敗因と言える」とエイダン・オブライエン調教師。「エプソムダービーとフランスダービー、両方を視野に入れておくよ。ゴール直前を見ても、マイル以上が合う馬だと思うからね。」


鞍上のキーレン・ファロン騎手も概ね合意のようだ。「勝ち馬のほうが僕らより馬場状態を上手く利用したという感じだね」と彼は言う。「走り方も固まってきたようだ。ま、どの馬に乗るにせよ、ダービーを勝つというチャンスは大事にする。」


ジム・ボルジャーによれば、第1レースの直後に降った雨で柔らかくなった馬場はデモクラティックデフィシットにも不適だったようだ。ヨーク競馬場で行われるロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスSが次走とされている。


今日は長文2つでした。疲れたー!よろしかったらランキングに1票くださいな。ここをクリック!


 

Sporting Life "DUBAWI BOUNCES BACK"

http://www.sportinglife.com/racing/news/story_get.dor?STORY_NAME=racing/05/05/21/RACING_Irish_2000.html